暮らし

田舎に移住して減ったこと5選

田舎に移住して生活がガラリと変わりました。都会だと非課税で生活するとなると何にでもお金がかかるし誘惑も多く大変ですが、田舎だとそもそも誘惑も少なく自然いっぱいなので考え方や価値観次第でゆったり豊かに過ごせます。引っ越して早三年。変わったことを書き出していこうと思います。

①お出かけが減った

都会に居た頃は、小さい子供を家で見ることが大変で毎週、週末はお出かけをしていました。近くの公園や児童館、年パスを活用して水族館やアンパンマンミュージアム、イオンなどの商業施設・・・。毎週何をしようか考えお金を使っていました。

ただ田舎に引っ越すと公園すらほとんどないのでそもそも行くところがありません。でも大自然はあります。車で数分で沖縄にも負けないほどの瀬戸内の綺麗な海で泳ぐことができ、標高の程よい山もありハイキングもできます。

でもそもそもやることがありすぎるので、ほとんど週末は畑んですけどね。笑

近くには物価高とは未だ無関係な質の良い温泉施設があるので月一くらいの頻度で癒されに行っています。外食するところもほとんどないので、家族で外食はほとんど旅行時のみです。子どもたちは家の庭が広いので大体庭で遊んでいます。公園も行かずに済んでいます。

季節感じられる楽しみは存分に楽しみつくします。

春には桜が咲き、近くの川にお花見に行きます。つつじが咲くころにお祭りに出かけます。

夏には車で数分の綺麗な海で泳ぎます。花火大会も都会ほど混まないので気軽に楽しめます

秋には収穫を祝うお祭りが各地で行われ、みんなで楽しみます。

冬には初詣や旧暦を祝う神社のお祭りの屋台を楽しみます。

レジャー施設に行かなくても、自然と地域のお祭りや神社で存分に楽しめます。

②野菜を買わなくなった

私たちは農業をしていますので、きれいな野菜はお客様へその他のB級野菜を普段食べています。虫食いや形のいびつな野菜など、溢れるほどに野菜があり、毎日消費することが大変なほどです。農業をしなくても田舎暮らしなら家庭菜園で家族の野菜を賄うことは可能だと思います。全ての種類の野菜を作ることは大変ですが、比較的簡単なイモ類は育てる時期さえ間違うことがなければ簡単に作れます。土作りもイモ類は不要です。

育てることが簡単な野菜のリストもいずれ記事にしたいなと思います。

自分たちで育てた野菜の味は格別です。

③衝動買いとモノへの執着

通勤や通学中に見る広告や人が持っているもの、ショーウインドーに映る新しい洋服やコスメ。うらやましいと思う気持ちが都会に住むころはたくさんあったかのように思います。

しかし、田舎では目に映るのは自然や畑、田んぼ。会うのは近くに住むお年寄りたち。この生活になると、必要なものってなんだろうと考えさせられるようになりました。

田舎暮らしでの幸せはモノではなく、体験なんだなと実感をしています。

少し散歩してきれいな空気を吸ったり、雲の流れをゆっくり見るだけでも癒されます。街灯もないので星がすごく綺麗なんです。庭で土いじりをしたり、庭のユーカリでリースを作ってみたり、レモングラスやミントでハーブウォーターを作ったり。ドクダミでチンキを作ったり。ヨモギバームを手作りしてみたり。

お金が楽しみが無限にありますので、自然とのふれあいや、自分の手で何かを生み出す喜びが、物欲に代わる満足感を与えてくれます。

④騒音

実はこれが都会で一番苦手なものだったのですが、私は田舎育ちなので静かで自然の音や虫の声がする環境で寝ることが当たり前でした。しかし都会では24時間サイレンや車の音が鳴り響き、夜中でも通行人の声が響いたりします。

これが本当にストレスでした。。

しかし田舎に戻るとやっぱり静か!!

毎日幸せな睡眠時間を確保できていてすっきり爽快な毎日です。でも夜は漆黒なのでトイレに行くときは足や身体をぶつけるんですけどね。

⑤生活費

お出かけが減り、野菜も買うことがなく、モノへの執着もなくなり、ストレスのない睡眠生活を送ることができるようになり、本当に生活費がグッと減りました。

都会に居た頃は共働きでお互いの収入を足すとそこそこの年収があったのですが、ストレス漬けの毎日だったのでそれ相応に支出も多かったように思います。ストレスのはけ口がどうしても買い物や外食になってしまいますよね。

でも今は本当の豊かさを手に入れたように思います。毎日の生活をありがたく思い、どなたかの行動のきっかけになれば嬉しいです。