私たち夫婦の収入源は、農業とAmazonフレックスです。
今回はその【農業】について詳しくお話ししていきます。
農業と聞くと「キツイわりに稼げない」「初期投資にお金がかかる」とのイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、全くもってその通りです。
農家の現状
稼げない一番の理由は、販路が少ないことです。
ほとんどの農家さんがJAに出荷しているのが現状です。
JAに出荷する場合、出荷して後日明細を見るまで、自分がいくらもらえるか分かりません。
それも毎年金額の変動があります。もうほぼギャンブル状態。
自分で自分の野菜や果実の金額が決められない。
大半の農家さんがこの現状に直面しています。
現在、日本の食を支えている農家さんは高齢者。
後継者がいないのも稼げないことが分かっているのでしょうがないと感じています。
私たちの販売方法
私たちの農業は、多品種多種目の少量生産です。
色々なお野菜を栽培してお野菜セットとして販売をしています。
集客はほぼネット。Instagramが主な販促ツールです。
お野菜の彩をバランスよく販売するには、
様々なお野菜の色も考えてなおかつシーズンにお野菜の種類とカラーを切らさないことが大切です。
ミニトマトも赤と黄色。ピーマンも赤と黄色、緑。
ズッキーニも緑と黄色＋UFOズッキーニのように様々な種類を栽培することが重要。
畑を３か所持つ
畑ひとつで様々な種類を栽培するのもリスクがあります。
土、日当たり、虫、鳥、獣害。
農業には様々な環境により対策を行うことが重要。
水はけのよい土地には芋類ができるけど、葉物野菜は枯れてしまったり。
カラスの巣が近くにあると大豆や落花生などの豆類やとうもろこしは全滅します。
山が近くすぐ日が欠ける土地。水はけの悪い土地。
夜露の良く降りる土地。イノシシがよく出る土地。
これらたくさんの要素が農業を左右します。
ですので、小さくても良いので最低でも３か所の畑を持つことをおススメします。
私の野菜を選んでもらうには
通常みんながお野菜を購入する場所。それはもちろん【スーパー】です。
卵、調味料、生鮮食品、お野菜。全てがそろうその場所ではなく、わざわざ足を運んで購入していただくには他とは違う何かが必要です。
当初から当たり前のように農薬や化学肥料・除草剤を使う農業、また大量廃棄を生む大量生産の農業に疑問を感じていたこともあり、私たちは【農薬・化学肥料・除草剤を使わない農業】をしています。
この安心安全なお野菜を食べてほしい思いからこれを強調して販売しています。
どんな農業をするかより、どんな想いでどんな農業をしているか。
SNSで発信する上でこの考え方を発信することが重要だと考えています。
どんな人がどんな想いで野菜を作っているのか。また自然環境や生態系をどれだけ考えているのか。また破棄の無いようひとつひとつの野菜を大切に思う気持ちがあるのか。
この想いをお野菜を購入してくださる方に届けていきたいと思っています。
まとめ
田舎暮らしでのんびり自給自足。これを求める方が多い昨今。
農業をしたいなと考えている方もきっと多いことでしょう。
私たちの農業スタイルが少しでも参考になれば嬉しいです。
ではまた！
